酵素玄米は普通の炊飯器では内釜が持たない?その違いとは!?
今日は酵素玄米を普通の炊飯器でつくる際に気をつけた方が良い事象がありましたので、シェアさせていただきます。
私の周りには、酵素玄米を実践している方が多いです。
私の変化を見ると嫌でも質問が集中しますし、美味しく無理せず体型維持が出来ると答えれば、大抵の方は酵素玄米を始めます。
忙しい方は手間いらずな酵素玄米専用の炊飯器を購入されています。
そうでもない方はコストの問題からオススメの圧力鍋を購入される方が多いです。
今回は圧力鍋で炊いている方から相談が入りました。
問題は炊く段階ではなく、その後の保温を続ける運用にあります。
酵素玄米専用の炊飯器と、一般的な普通の炊飯器の違い
まず、相談に来た方は酵素玄米を始めて2か月ほどの方です。
酵素玄米を始めて間もなく内釜のコーティング部分が剥がれてきたとの事。
ずっと保温しているのが悪いのかと心配されている様子でした。
一応使っている炊飯器を聴いたところ、象印さんの極め羽釜との事。
これまあ、高級な炊飯器を使用されている事。
使用期間は2年ほど。
10万円近くする高品質な炊飯器です。
内釜が南部鉄器仕様ですから、価格のほとんどがその内釜でしょう。
それだけ深刻な問題です。
私なりに調べてみた所、色々な要素が見えてきました。
ネットで「極め羽釜」と検索すると「極め羽釜 内釜剥がれ」という検索候補が出てきました。
酵素玄米云々の前に「極め羽釜」自体の問題である可能性が高いという事が分かりました。
ただ、それだけではないとも考えました。
タイミングが良すぎますからね。
ただ、このサイトではこれまでにもお伝えしてきたかもしれませんが、酵素玄米は塩を入れて炊き上げます。
そこからさらに保温が続きますよね。
でも、一般的な普通の炊飯器は基本白米を美味しく炊く事を想定し製造されています。
想定していない使用方法をして内釜が劣化した場合、メーカーからすると想定していない使用環境下での出来事となるわけです。
まあ、調査した所、極め羽釜の内釜は3年保証であり、保証期間内に問い合わせると新品に交換してもらえるようですから安心ですね。
ただ、その場合酵素玄米の話はしない方が良さそうですね。。。
つまり、継続的に酵素玄米を食べるのであれば、酵素玄米の炊飯器を使用するか、保温専用ジャーを購入するかのいずれかが安心と言えます。
ズバリ、酵素玄米専用の炊飯器と、一般的な普通の炊飯器の違いは内釜です。
酵素玄米専用の炊飯器で人気の3機種を見てみると、酵素玄米PRO2を除く2機種はダイヤモンドコーティングという強度重視の仕様になっています。
白米を炊く際は熱伝導率重視になりますから、やはりこれはコンセプトの違いとしか言いようがないですね。
現在お使いの炊飯器が高級であればあるほどリスクが高いです。
酵素玄米を普通の炊飯器で炊く際の注意点。
酵素玄米は炊く前に塩を入れてよくかき混ぜる必要があります。
この工程で玄米、小豆の表面を傷つけて中に塩が入りやすくする必要があるんですね。
これが後に生み出す強力な抗酸化成分につながるわけです。
ただし、この作業を炊飯器の内釜を使って行ってはいけません。
表面のコーティングを傷つけてしまいますから、劣化が早くなってしまうでしょう。
必ず、別途ボールとざるを用意してシャカシャカかき混ぜましょう。
我が家では家族全員が常に酵素玄米を食べていますので、業務用の保温専用ジャーを使っています。
内釜はフッ素コーティングですが、2年経っても全く剥がれていません。
なので、使い方も重要なんですね。
繰り返しになりますが、一般的な普通の炊飯器は白米を美味しく炊くために設計されています。
一方で酵素玄米専用の炊飯器は酵素玄米を炊く事を前提として設計されています。
その為、内釜のコーティングも、熱伝導のアルゴリズムも、圧力も異なるわけですね。
そもそも、自動発芽モードと1.8気圧がなければ、炊飯器で圧力鍋で炊いたような美味しい酵素玄米を炊く事は出来ません。
せっかく奮発して買った高級な炊飯器をダメにしないように、参考にしてみて下さい^^
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