酵素玄米を炊飯器で手軽に炊き、主食を置き換える事で得られる効果について

栄養素満点の完全食「玄米」。
その玄米を寝かせてさらに栄養素を高めた「酵素玄米」

 

 

玄米が合わなかった多くの方が抱える印象としては、
消化が悪い、美味しくない、手間がかかる、
ではないでしょうか。

 

 

私もその一人です。
しかし、今はもっと手軽に取り入れる事が出来るんです。

 

 

  • 発芽してから炊飯する事でボソボソ感を解消出来る。
  • 発酵させる事で、味も栄養素も倍増する。
  • 最近はこの全行程がワンタッチで済む酵素玄米専用の炊飯器が存在する。

 

 

上記により、玄米の持つ大きな恩恵を手軽に得る事が出来るようになりました。

 

 

そして、何故これほどまでに酵素玄米が話題になるのか。その効果とは?
今回は白米と玄米、さらには酵素玄米の栄養素を比較してみました。

 

 

 

白米と玄米、そして酵素玄米の栄養素を比較してみましょう!

 

白米と玄米の違い

 

玄米の組織構造を見てみましょう。
外側から果皮、種皮があり、その内側に糊粉層があります。
この果皮から糊粉層までに糖層があります。
この糖層は玄米全体の5-6%を占めています。
さらに、胚芽が2-3%。
つまり、約8%が「糖」となるわけですね。

 

 

実はこの部分の玄米の栄養素「ミネラル」や「ビタミン」が詰まっています。
つまり、これらを削り取った白米と玄米では、そもそもの栄養素レベルで比較にならないんです。
ここに玄米の恩恵が詰まっていると言っても過言ではありません。

 

 

さらに、この完全食と言われる玄米を発酵させた「酵素玄米(寝かせ玄米)」。
発酵の過程で様々な機能性物質が生まれます。
詳細は以下の図を参照下さい。
※以下の図は玄米を100%とし、栄養素を比較した表です。

 

白米、玄米、酵素玄米の栄養素比較表

 

白米、玄米、酵素玄米の栄養素比較表2

 

いかがですか。
驚きの進化です。
各種栄養素比較にならないほど増加しているのが分かると思います。
特に鉄、カルシウム、、マグネシウム、ビタミンB群、食物繊維については、数倍の増加率を見せています。
しかもこれは玄米と比較してです。

 

白米と比較すると玄米だけでも十分な所、酵素玄米は「奇跡の主食」と言えるでしょう。
また、白米がいかに本来得られる栄養素が削られているかご理解いただけるはずです。
それでいてエネルギー、つまりカロリーと炭水化物量はさほど変わりません。

 

これこそマクロビに目覚める方が増え、酵素玄米が注目を浴びる裏付けではないでしょうか。

 

 

「ビタミンB」で疲れ知らずのスーパーマンになれる!?

 

栄養ドリンクとサプリ

 

ビタミンBといえば、なにが浮かびますか?
栄養ドリンクや肌荒れ対策サプリ等に多いですよね。
特にビタミンB1、ビタミンB6はカロリー、たんぱく質の代謝に必要な栄養素です。
ですから、お魚やお肉をよく食べる方には必須です。
同様に、多忙な日々で中々食事を摂ることが出来ない方には必須の栄養素です。

 

 

まさに現代人をサポートしてくれるビタミンB群。
お米自体がたんぱく質ですから、その代謝に必要な栄養素を主食から摂取出来るというのは、非常に効率的な食事と言えるでしょう。

 

 

骨の健康はカルシウムだけではない!?

 

カルシウム

 

カルシウムと骨を結びつけて考えている方は多いと思います。
健康オタクの方でもない限り「マグネシウムが足りない!」なんて考える方は少ないと思います(笑)
しかし、マグネシウムも骨に貯蔵される栄養素なんです。

 

 

骨の健康に加え、身体の各機能を調整する重要な栄養素です。
不足する事で、骨粗しょう症や心疾患、糖尿病のリスクが増加するという報告もあります。
毎日食べる主食(玄米)からこれらを摂取出来ていれば、意識する必要なく、補える栄養素とも言えます。

 

 

 

現代の女性は「鉄分」が不足している!?

 

疲労

 

鉄分が不足すると疲れやすくなるというのは有名かと思います。
しかし、現代の女性に対し問題視されているのは、鉄分不足により黄体ホルモンの分泌が低下し、妊娠力が低下する事です。
不妊が社会問題化している今、昔ながらの食事スタイルが注目を浴びています。

 

 

玄米からも鉄分は摂取出来ますが、酵素玄米にする事でさらに倍増します。
ただ、それでも鉄分は十分とは言えません。
大豆製品、肉魚、緑黄色野菜を副食として鉄分不足を補う必要がありますね。
これはまさに、マクロビにおける食事そのものです。

 

 

玄米と鉄分の吸収率の話には、必ずフィチン酸の話が出てきます。
フィチン酸によって大邱の吸収率が阻害されるというものです。
しかし、これは科学的なエビデンスがなく、明確に結論付けられていないのが事実です。

 

 

また、鉄の吸収率は個人差が大きく一概に結論付ける事が難しいとされています。
特に女性は月経の状態などでその吸収率は大きく異なるという研究結果も出ています。
フィチン酸については、抗酸化性、抗がん性といった有用な研究結果も多数発表されていますので、必要以上に気にする必要はないと私は考えています。
事実フィチン酸は玄米のみならず、大豆やゴマにも含まれ、その含有量は玄米の数倍単位です。

 

 

浸水発芽させる事、高温高圧で炊き上げる事。
この過程でフィチン酸はほぼ無害化されています。
さらに酵素玄米においては、発酵の過程で完全に無害化されると考えていいでしょう。

 

 

「食物繊維」は、私たち日本人に最も不足している成分!?

 

食物繊維

 

私たち日本人に最も不足している成分の一つと言われている「食物繊維」。
この食物繊維を豊富に含む玄米食は、それを補うのに最適な主食なわけです。

 

食物繊維と肥満、各疾患との研究結果は非常に多くのデータがあります。
中でも衝撃的であったのが、糖尿病との関連における解析結果です。
食物繊維が豊富な果物や野菜から摂取した食物繊維よりも、穀物から摂取した食物繊維の方が糖尿病発症のリスクが低下するという結果が報告されています。

 

同じ食物繊維でも何から摂取するかが重要なんですね。
そう考えると、マクロビ実践者の方が健康であるのは、菜食よりも玄米食にあったのではないでしょうか。

 

もう、玄米への愛情は深まるばかりです。

 

 

 

最後にお伝えしたい事

 

酵素玄米

 

いかがでしょうか。
少し深く玄米の底力を知る事で、その印象は大きく変わったのではないでしょうか。

 

 

私も数年間圧力鍋で玄米を炊いてきました。
確かに手間はかかります。
しかし、自分や家族の健康を考えた時に、これだけ自然に各種栄養素を補える食事はないと私は確信しています。

 

 

これだけの有効性を知っても「好み」というだけで玄米を除外出来るでしょうか(笑)

 

 

しかも酵素玄米(寝かせ玄米)は「味」、「消化の良さ」といった玄米のネックをクリアした素晴らしい主食です。
確かに酵素玄米(寝かせ玄米)は玄米以上に手間がかかります。
ただ、今は酵素玄米を炊く事を前提とした優秀な炊飯器が開発され市場に存在します。

 

 

是非酵素玄米の恩恵に触れてみてください。
知ると絶対に元には戻れなくなりますよ(笑)

 

 

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